【Meta Quest 2 は買い?】Quest 1 、Goとの比較レビュー

OculusQuest2
悩んでいる人

メタバースが流行っているのでVRゴーグルを買おうか悩んでいるけど、オキュラスクエスト2ってどうなんだろう?

Oculus Goは買ってすぐ飽きちゃったけど、スペックや体験の差が知りたい。

カトケン

こんな感じで改めてOculus(Meta)Quest2を買うべきか悩んでいる方に向けてスペックをレビューしました。

既存のスタンドアロン型Oculusシリーズ(OculusQuest1、OculusGo)とも比較しているので買い替えを検討している方もぜひ見てみて下さい。

この記事では、Quest2の使用感やスペックをQuest1、OculusGoと比較して解説していきます。

既存の機種からの乗り換えでQuest2を買おうか迷っている方や、初めて買うVRゴーグルを検討している方に参考になると思いますので、是非最後まで読んで頂ければと思います。

動画でも解説していますので、こちらもご覧下さい。

目次

スペックと使用感の比較

それではスペック表を確認していきたいと思います。

初代のOculusQuestに関しては分かりやすいようにQuest1という風に表記します。

ハードウェア

まずこの3台ともPCに接続せずにゴーグルのみで使用ができるスタンドアロン型のVRゴーグルです。このゴーグルだけあればコンテンツを楽しむ事が出来ます。

その上でQuest2とQuest1に関してはOculus Linkという機能を使う事でPCに接続する事もできます。

そもそも単体で使えるのになんでPCに接続するんだろう、と思う方がいると思うのですが、PCに接続するとSteamVRというPC用のVRプラットフォームのゲームを遊ぶ事が出来るようになるというメリットがあります。

VRコンテンツを購入する場合色んなプラットフォームがあるのですが、その中でもOculusがやっているOculus StoreとSteam VRの二つでほとんどのコンテンツが網羅されています。

ただ、このどちらかにしかないというコンテンツが存在するのでSteam VRのコンテンツが欲しい場合はOculus LinkでPCに接続する形になります。

トラッキング

次にトラッキングですが、Quest2とQuest1は6DoF、Goは3DoFになります。

これはVR空間内での動きの自由度を表していて、3DoFは頭の動き、要は見ている方向がVR空間に反映され、6DoFになると頭の動きに加えて手や足を含む体全体の動きがVR空間に反映されます。

なので6DoFの方が全身を使ってより没入感のあるVR体験が出来る様になっています。

重量

本体の重さはGoが一番軽くて468g、Quest1で重くなって571g、Quest2ではGoよりは重いもののまた少し軽くなって503g。

ヘッドセットを長時間付けていると首が疲れてくるので、Quest2で軽くなった事は割と重要なメリットの一つだと思います。

メインメモリ

これは表の通り代を重ねる毎に進化しているので処理速度が向上しています。

Quest1とQuest2を比べても1.5倍になっていて、同じゲームをやると体感でもQuest2の方が少し読み込みが早いなと感じます。

ディスプレイ

ディスプレイはGoが液晶、Quest1で有機ELになり、Quest2でまた液晶になりました。有機ELと液晶で発色が違うという事なのですが、普通に使っている上では個人的にはあまり気にならない部分かなと思います。

ちなみに、リフレッシュレートは世代毎に上がってきているので、Quest2が一番滑らかな映像を見る事が出来ます。

解像度

こちらも世代毎に解像度が高くなってきており、片目当たりの解像度がOculusGoは1280×1440、Quest1は1440×1600、Quest2は1832×1920となっています。

サウンド

サウンドについては公式サイトを見るとQuest2とQuest1がポジショナルオーディオ、Goがスペーシャルオーディオという風に書かれているのですが、両方とも立体音響で360度で音のする方向や奥行きを感じる事が出来る様になっているので、使った感じそこまで大きくは違いを感じませんでした。

アプリとゲーム

アプリとゲームの購入方法ですが、6DoFと3DoFでストアが分かれていましてQuest2とQuest1はOculus Questストア、GoはOculus Goストアで購入する形になります。

Oculus Questストアで買ったものは、Quest2でもQuest1でも使用する事が出来ます。Oculus Goストアで買ったものは基本的にOculus Goでしか使えませんが、一部互換性のあるコンテンツもある様なので、Goから乗り換える方は確認してみて下さい。

ストレージ容量、金額

Quest2は以下の2タイプになります。

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ゲームのデータサイズは500MB~3GBぐらいが多い様なので、128GB版でも60本くらいのゲームをダウンロード出来ます。

個人的には十分な容量なのかなと思いますが、それよりも多くのゲームをダウンロードしたり、360度動画をゴーグル内に保存したりする場合は256GB版にしても良いかなと思います。

サイズと形状

本体のサイズは Quest1>OculusGo>Quest2 の順番でだんだん小さくなります。

IPD(瞳孔間距離)の調整

IPDとは左目と右目の中心から測った距離の事で、このIPDに合わせてゴーグルのレンズ部分を調節することでぼやける事なく綺麗に映像を見る事ができるようになります。

Quest1に比べてQuest2では大まかな調整しかできなくなりましたが、実際の使用には支障は出ていません。

ちなみにOculusGoにはIPD調整機能がありません。

コントローラー

Goでは一つだったコントローラーが、Quest1とQuest2は二つになって、両手での操作が出来る様になりました。

2と1のコントローラーはあまり違いはないのですが、2の方が多少軽くなり、その代わりコントローラーのマグネット装着がなくなったという形です。

ヘッドストラップ

ヘッドストラップですが、Goでは柔らかいゴム製のバンドでした。

Quest1になると少し硬めのゴム素材のバンドに変わり、装着した時のフィット感が良くなりました。

それがQuest2ではまた柔らかいゴム製のバンドに戻りました。

この事によってQuest1に比べて本体自体が軽量化されたんですが、装着感については好みが分かれるかと思います。

OculusQuest2 は買うべきか?

ここまで色々と比較をしてきましたが、OculusQuest2を買うべきかどうかという結論について、以下の3タイプ別にお話しします。

① VR初体験の人、又はスマホ用ゴーグルしか使ったことのない人

超オススメです。スペックに対して今までのゴーグルよりも価格がすごく安いので、このタイミングで最高峰のVRを体験してみてはいかがでしょうか。

② OculusGoから乗り換える人

これも超オススメです。3DoFから6DoFに変わった時の体験の質の差が半端じゃないので、VRの進化を体験できると思います。

③ OculusQuest1から乗り換える人

ここは様子見でもいいかもです。純粋にマシンのスペックは上がっていますがやれる事は同じなので、今購入するよりは噂されている「Oculus Quest Pro」まで待ちでも良いかもしれません。

ただ、処理速度や画質は上がっているので、そういった面を重視する方は買うのもアリだと思います。

メタバースやVR Chatなど、今後ますますVR業界が盛り上がっていくと思うので、未経験の方はぜひQuest 2 でVRを体験してもらえればと思います。

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最後まで読んで頂きありがとうございました。それではまた!

この記事を書いた人

株式会社ブリッヂ 代表取締役

2010年からGoogleのベンダー社員として3,000件以上の室内版ストリートビューを撮影してきました。
VRや360度コンテンツの作り方、Googleビジネスプロフィールの使い方が学べるブログを書いています。

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